道灌杉
室町時代の武将で享徳の乱や長尾景春の乱で活躍し、江戸城を築城したことで有名な太田道灌。その太田道灌が文明9年(1477年)の豊島泰経との戦い(江古田・沼袋原の戦い)に際し当社に本陣を置き、戦勝を祈願して杉を献植しました。そして見事に勝利を収めたのです。
その杉がのちに「道灌杉」と呼ばれ、高さ30メートルほどの大木となり、氏子内外から御神木として親しまれてきましたが、昭和17年(1942年)惜しくも枯れてしまいました。
現在、「道灌杉」はその跡を残すのみですが、太田道灌ゆかりの神社として多くの参拝者が見学に訪れています。