天王祭
境内末社である天王社。ここに祀られる牛頭天王のお祭りが、毎年6月22日に行われる天王祭です。
牛頭天王とはインドの祇園精舎の守護神であり、日本の神仏習合においては須佐之男命と同一視されています。
疫病を鎮める神格をもつことから、全国各地の祇園社・天王社にお祀りされています。
その牛頭天王のお祭りである天王祭は、疫病退散・無病息災の祈りが捧げられ、同様のご神徳を戴くお祭りとして、京都の祇園祭が有名です。
沼袋氷川神社においては、氏子総代・敬神婦人会役員の参列のもと厳かに式典が行われ、疫病退散・家運隆昌の祈りを捧げます。
式典後にはお祓いを受けた赤飯が配布され、無病息災の神徳を賜ります。